肘内障(子供の肘の亜脱臼)

肘内障とは？｜京都市西京区　きむら鍼灸整骨院(桂院)

肘内障は５歳以下の子供に発生することが多く、子供の手を強く引っ張った時に起こります。また公園などで鉄棒のぶら下がりや転んだ時にも起こります。

６歳を過ぎた頃には肘内障は発生しにくくなります。

肘内障は図のように、輪状靭帯が橈骨頭から逸脱している状態を指します。

小さな子供の腕は、まだ未発達のために肘の輪状靭帯と橈骨頭はしっかり固定されていないので、強く引っ張ったりしてしまうと簡単に外れてしまいます。

徒手整復にて頭骨を正しい位置に戻します。

この整復を行って良いのは、医師か柔道整復師に限られています。

当整骨院では厚生労働省認可の柔道整復師の国家資格を保持している施術者が肘内障の整復を行います。

肘内障の特徴は？: 腕を動かせなくなったり、片腕をだらんと垂らした状態が見られます。痛みは肘に限局されますので肘を動かすのを痛がりますが、そのほかの関節などは問題なく動きます。