RICE処置

2022年09月19日

皆さん、こんにちは♪
前回からの続きでRICE処置を説明しますね。
RICE処置は、怪我をした際の応急処置で、この処置を受傷後、素早くしておく事で今後の損傷箇所の回復が大きく変わって来ます。


Rest(安静)
怪我をしたら、まず安静に保つ事が大事です。安静といって、必ず横になって寝かせる事では、ありません。むやみに動かしてしまうと悪化する可能性があります。気を付けましょう。


Icing(冷却)
患部を氷や氷水で20分〜30分冷やして下さい。熱を下げる事で、患部の毛細血管が収縮します。腫れや内出血、痛みを抑える事が出来ます。冷やし過ぎによる凍傷のリスクがあるので、注意しましょう。


Compression(圧迫)
患部をテープなどで圧迫して、内出血や腫れを最小限に抑える事が出来ます。圧迫がキツ過ぎると血流障害や神経障害を誘発します。抹消の変色や痺れが生じる様であれば直ちに圧迫を緩めましょう。


Elevation(挙上)
患部を心臓より高い位置に保って下さい。血液が心臓に向かって流れているので、内出血による腫れを防げます。患部の下にクッションや座布団などを敷いて高さを保つと良いでしょう。


Rest(安静)、Icing(冷却)、Compression(圧迫)、Elevation(挙上)の4つの処置の頭文字が使われてます。
受傷後、早急にRICE処置を行うことで内出血、腫れ、痛みを抑え、回復を助ける効果が得られます。

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