足関節内返し捻挫
2022年09月4日

皆さん、こんにちは♪
8月も終わり、秋を少しずつ感じさせながら9月に入りました。
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今回は外傷でも比較的多い足関節内返し捻挫について説明させて頂きますね。
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捻挫は、足関節、膝関節や手関節、肩関節など、あらゆる関節でよく起こる外傷です。関節に強い外力が加わって、通常の運動と違った関節運動が生じて発症します。
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特に足関節を内側に捻る、足関節内返し捻挫の起こる頻度は、非常に高いです。足関節内反捻挫とも呼ばれています。
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足関節内返し捻挫は、足関節が内側に返る強い外力により足関節の外側の靭帯や関節包、軟骨などの軟部組織を損傷します。
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中でも足関節外側にある、前距腓靭帯や踵腓靭帯が、損傷しやすいです。場合によっては裂離骨折などを起こす場合もあります。
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主な症状は、痛みと腫れです。靭帯の損傷が酷い程、症状が強く現れるでしょう。
無理に動かさず、安静にして下さい。
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捻挫をしてしまった場合は、まずはRICE処置と呼ばれる応急処置をすると良いでしょう。
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Rest(安静)、 Ice(冷却)、Compression(圧迫)、Elevation(挙上)といった処置を行います。
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基本的には、保存療法が選択されますが重度の場合は、OPEに至る場合もあります。
応急処置の後はしっかりと医療機関を受診しましょう。
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RICE処置については、次回のブログで説明させて頂きますね。